●CD10巻組、小冊子付。
●第二集「紀伊」 収録時間
*万葉集の世界へ:約65分
*紀伊国 妹と背の山1:約36分
*紀伊国 妹と背の山2:約48分
*紀伊国 妹と背の山3:約66分
*紀伊国 藤白坂1:約45分
*紀伊国 藤白坂2:約51分
*紀伊国 大崎から日の岬へ1:約45分
*紀伊国 大崎から日の岬へ2:約36分
*紀伊国 野島から白浜へ:約45分
*紀伊国 玉の浦から孔島へ:約61分
●内容紹介
万葉集の神髄を伝える歴史的な講演集
・犬養孝 講演集『万葉集』「万葉の風土と歌人」
第二集「紀伊」
万葉学者・犬養 孝が万葉の歌が生まれた土地風土を語りつつわかりやすく和歌を読み解きます。
万葉研究の第一人者・犬養 孝の講演は、遥か大和の時代に風土に立ち、朗々と歌う歌のリズム・語勢によって、万葉びとの心情を細やかに描き出します。
その名調子は、全国各地に多くのファンを生みました。
本CD集は、犬養 孝の二十年余にわたる講演のうち、450時間にも及ぶ音声記録からそのエッセンスを精選、これにスタジオ録音も加えて編集いたしました。
「犬養万葉」との出会いは、こころに深く刻まれる素晴らしい出来事となるでしょう。
●プロフィール
犬養孝 いぬかい・たかし
(国文学者、万葉研究の第一人者)
東京出身。東京大学卒。台北高校教授などをへて、大阪大学名誉教授、甲南女子大学名誉教授。「万葉集」の風土的研究分野を開拓し、ゆかりの土地1200か所を実際に歩いて調査するという大事業を成し遂げて、万葉遺跡の保存運動、「万葉集」の普及につとめ、1962年文化功労者に選ばれる。また万葉歌に旋律をつけて朗唱する歌声は「犬養節」と呼ばれ多くの人々に親しまれる。
著作に『改訂新版万葉の旅』(平凡社)『万葉の風土(正・続・続々)』(塙書房)『万葉 花・風土・心』(現代教養文庫)『万葉の里』(IZUMI BOOKS)「万葉のひとびとと風土」(中央公論社)「明日香風」(社会思想社)など。
●略年譜
・明治40年(1907)、誕生。
東京帝国大学文学部卒業、文学博士。大阪大学教授・甲南女子大学教授・高岡市万葉歴史館名誉館長などを歴任。
・昭和54年(1979)、宮中歌会始召人。
・昭和61年(1986)、明日香村名誉村民。
・昭和62年(1987)、文化功労者。
・平成10年(1998)10月3日、逝去。
・平成12年(2000)、明日香村に犬養万葉記念館が開館。
■犬養先生のプロフィールこちらにも↓
https://jpculture.jp/instructor/
■第一集「大和」はこちら↓
https://jpculture.stores.jp/items/6202031aacbcb03d6c9586b7
■第三集「筑紫・北陸・因幡」はこちら↓
https://jpculture.stores.jp/items/6202048d72c5de265e648d34
■audiobook.jpによる音声配信はこちらから
(リンク先はaudiobook.jpのサイトです)
・大伴旅人/大宰府の宴・亡妻思慕の歌
https://audiobook.jp/product/242192
・山上憶良/志賀の白水郎
https://audiobook.jp/product/242442
・大伴家持/越中の家持
https://audiobook.jp/product/242503
・柿本人麻呂/石見の海
https://audiobook.jp/product/242767
・山部赤人/赤人美の世界
https://audiobook.jp/product/242809